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2015年12月30日

なんて美味しいんでしょう 岩手の「寒じめほうれんそう」

頂いた、岩手の「寒じめほうれんそう」

寒さに当たり縮れた葉が、まるでブーケのよう。


さっそく、翌日の朝ごはんに。



なんて美味しいんでしょう 岩手の「寒じめほうれんそう」

おひたしにしたり



なんて美味しいんでしょう 岩手の「寒じめほうれんそう」





かき卵汁にしたり
なんて美味しいんでしょう 岩手の「寒じめほうれんそう」



根に近い赤い部分は、甘みがあってすごく味が濃い!
茎の部分はシャキシャキ。
葉の部分は、上質の絹のよう。しっとりとやわらか。


話には聞いていましたが
岩手の「寒じめほうれんそう」は
今まで食べた縮みほうれんそうとは明らかに違いました。


岩手の医師でシニア野菜ソムリエの宮田先生からのお土産は
わが家の朝ごはんをぜいたくなものにしてくれました、

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ほうれん草と言えば、気になるのが「シュウ酸」

ということで、久々に
【野菜ソムリエの良い話】

ホウレンソウ等のシュウ酸の害を防ぐ食べ方は
「続き」に載せますね。

【野菜ソムリエの良い話】
ホウレンソウ等のシュウ酸の害を防ぐ食べ方。


ほうれんそうのシュウ酸は、ゆでて水にさらすことでほとんど
無くなりますが、シュウ酸の多いものを食べるときは
カルシウムと一緒に摂ると、逆に尿管結石の予防になる食べ方に
なるということが分かってきました。

以前は、全く逆のことが言われていましたが、
ほうれんそうのおひたしに、かつお節やジャコを添えたり
ヨーグルトや牛乳と一緒に摂るのはおすすめの食べ方です。


という訳で、我が家の朝ごはんにも
ジャコやかつお節、ヨーグルトが登場しています。

ほかにも、コーヒー、紅茶、お茶( 玉露・抹茶)、ココア
チョコレート、バナナやピーナッツなどシュウ酸を含むものを
食べる時も、少しのミルクを足したりカルシウムと一緒に摂る
のがおすすめです。


そういえば、先日の「県民食育講演」のとき
「卵とホウレンソウを一緒に摂ってはいけないと聞きましたが
どうしてですか?」とのご質問をいただきました。


カルシウムとリンのバランスのことなのか
ホウレンソウのシュウ酸が、卵のカルシウムと結びつくので
やめたほうが良いと説明されたのか、
そのあたりは良くわかりませんが
そういう話を聴いたことがおありの方、

どうぞ情報をお教えください。

栄養学も、医学情報も
色々な解析が進むにつれ、以前の常識が覆されることが
あります。

たとえば鉄分を多く含むものの筆頭にあげられていた
ヒジキの鉄分量も、1/9になりました。
(100gあたり55mgとされていたものが9分の1の6.2mgに)。

以前の分析は「鉄の鍋」の時代のもの。
現代は、ステンレスなどの鍋の使用が多くなったため
ヒジキから得られる鉄分量は減っています。


ホウレンソウも温かいところで育てたものより
寒い地域で育てたり、冬の季節のもののほうが、
カロテンの量も抗酸化力も高かったと言うデータも示されています。
また、ゆで方(時間)によってもビタミンCの残存量が変わります。

こんなお話は「徳元佳代子の野菜塾/ベジ食べる教室」にて
お伝えしますね。

お蔭さまで1月も満席のようですが、もし、ご関心がおありの方は、
お早目のご予約をお願い致します。



色々な情報があふれる中、科学的根拠を求めるのも
容易ではありませんが
いろいろ学びながら、仕事に活かしていけたらと考えています。



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Posted by ベジフルマンマ徳元 at 10:41│Comments(0)朝ごはん食材と調理後野菜ソムリエの良い話
 
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